地球上でいちばんいらないもの

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---は, 理解しあおうとしない ( できない? ) どうしの小さないさかいからどんどんそれが大きくなって血も流れるような争いになっちゃうことだと思う. 規模とか関係なく言うならもちろん, 日々の暮らしのなかでも友達・家族・恋人どうし, なんなら自分自身の中でもそれは日々起こっちゃってるんだろうことだけどね.

(→*NEPAL volunteer diary 01/02/03/04/05/06/07/08)その後も, ネパールの山奥の小さな村の支援活動は, L.A. や他の主要staffたちがかわりばんこに訪問・滞在して, 学校や村の問題なんかをみてます. あとオーストラリアをはじめ,いろんな国の学校や会社や協力したいって言ってくれるみんなの支援募金なんかもつづいてます. ( それでヨシエも企画してみた→*NEPAL charity collage workshopで集まったお金もちょこっとだけど, 村の学校のこどもたちの次のワークショップの材料費になる予定だよ. ありがとうございました♪ )

ふだんはほ~~んとに平穏な村で明るくのんびりしたみんななんだけど, つい最近, ちょっとやるせない事件が起きました(>_<)



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(memo)
名字によってカーストが分かるネパール(この村のみんなもだいたいが同じ名字=同じカースト.そして貧しいカーストの村です).  最近は, 古くからあるカーストに, 外から入って発展してきた新しいカースト(新しい名字)も増えていて, 都会やちょっとでも発展している街なら, 昔みたいな 「結婚も親が決めただいたい同じカースト(名字)の人と」 っていう考えもなくなりつつあります. (=カーストにしばられない結婚がしやすくなった) .


でもやっぱり発展が遅れている地域 (村とか) に行けば行くほど, 貧しいカーストの集まりの村もたくさん出てきます. カーストにはそれぞれ, 全体的にビジネス派で裕福な人が多いカーストから, 貧しい人がほとんどなカーストまで色々あるんだけど, 裕福な人が多いカーストといっても一部のめちゃ貧しい人も同じカーストにいたりで, カーストで必ずしも貧富を決めつけることはいまや難しい・・・のだけど, 話をもどすと, 発展していない地域などによっては都市部よりもさらに, 一般的なカーストの高低によって高いほうが低いほうを見下すような感じがあったり, おたがいが睨みあってるようなことも ( 場所や部族によるよ!) しばしばあるのです. ややこしい~



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最近, 村の部族と, ちょっと近所の地域の部族が, なにやらちょっとした口ゲンカから村の男みんな巻き込む大ゲンカになってしまい, せっかく整ってきた村の学校にも被害があってがっかり. (床カーペットがブリブリ破られて,こどもたちの教材も一部壊されてしまったらしい. 窓ガラスはもともとないので壊されてないけど…)



d0086041_2564830.jpgもともとその近所の部族(カーストの一般的な高低でいうと村の人々よりも上…)というのもまたちょっとクセが強くて, 長年ネパールのあちこちの村の支援をしているヨーロッパ女性もかつてそこで, 女性たちの自立と技術支援をしようと何年かがんばったらしいんだけど, 村の男たちの女への圧力が強すぎてうまくいかなくて支援をあきらめたこともあるそう. (←女性だけの会議で, みんなはじめは自立のための技術支援をとてもよろこんでやる気なのに, いったん家に帰ると男たちに猛反対されて, 次の日には女性みんな意見が変わってしまう, からいつまでたっても前に進めない~みたいな問題) たぶん部族性もあるんだろけどね.



d0086041_2571696.jpgそんなわけでふだんは村のみんなも彼らとは関わらないようにしつつ距離を保っておだやかに暮らしているのに, 何か若者の集まりでのひやかしかなんかからおっきなケンカになってしまい, しまいには火?ナイフ?破壊?とかの危ない状態にまでなり (ケガ人は多かったけど運よく死人はいなかったよ!), とりあえず村の男たちはみんな一時的に村から出て, 南ネパールのほうに避難するさわぎに… 村の女性と子どもたちには被害いっさいなくてまだよかった(学校も休みだったからよかった)けど, 男たちがいないから仕事の人手とか生活費とかいろいろそっちもたいへんになっちゃってたそう (>_<)



d0086041_3345966.jpg ほんと, カーストの誇りとかのぶつかりあいも原因のひとつになってるんだろうけど, こっちからみるとなんか「佐藤さん」たちと「山田さん」たちがおたがいを罵りあって大ゲンカしてるのを止める方法もわからず見てるような? なんともいえない気持ちになっちゃうんだけど, それはヨシエがカースト制度社会に生きていないだけのことで, その深い歴史のなかで生きてきた人たちには決してそんな軽いかんじではないんだよね…


ほんとになんともいえないけど, 村の水問題が解決しても, こどもたちが学んで世界に羽ばたけるチャンスが増えたとしても, 部族どうしの争いがなくなるまでにはものす~ごい年月がかかるんだろなあ… っていろいろ考えちゃいました.



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PS: 村の男みんなそろそろほとぼりも冷めて戻ってくるみたいだけど, どうかちょっとでもこういう争いが減って, 争いあう心が子どもたちにも引き継がれないですみますように…('_')
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by milk_4shie | 2009-10-23 03:45 | diary... ( 日々の暮らし )


アーティスト, ヨシエのBlogです ('Y')/ *現在は, AtelierYOSHIE by Yoshie Allan の Website に Blog も移転しています. www.yoshiemilk.com へどうぞ !


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